教員の声
INTERVIEW
Q.先生の取り組みを教えてください。
- 私は現在、「子どもの健康」をテーマに研究や啓もう活動を行っています。その中でも体育座りに関する腰痛に力を入れています。私は、2015年に子どもの腰痛について、運動時より座位時に腰痛が多く、その中でも特に体育座り時に腰痛を抱えている子どもが多いことを報告しました。この論文がメディア等に注目され、現在においても、子どもの座位法について様々に議論されています。私は、理学療法士の視点から、子どもの座位法について学術活動やメディアなどの媒体を通し、子どもの健康増進に努めています。
Q.授業の雰囲気を教えてください。
- 私は担当する運動器系運動学や理学療法学では、関節の動きや障害を扱います。そのため、授業では、知識だけではなく、体を使う実践的な授業を心掛けています。実際に体を動かしながら自ら体感することで、理解度が高まるとの思いからです。また、学生同士でディスカッションする機会を増やし、自ら疑問を持ち考えることができるようになることを目指しています。ゼミ活動では、日常生活動作からスポーツに関連する動作までをバイオメカニクス的な観点から科学的に分析します。研究テーマは学生が自ら疑問に思っていた事やスポーツ動作を中心に決めます。研究により、スポーツでの日ごろの悩みが解決した学生もおり、「もっと早く知りたかった」と訴える学生もいました。ゼミ活動で得られたデータをまとめ、在学中に学会発表を行った学生もいました。学生の学会発表中、本人以上に緊張していたのを覚えています。私は、授業やゼミを通し学生の挑戦する気持ちを最大限伸ばしたいと思っています。
Q.受験生に向けてメッセージをお願いします。
- 国際医学技術専門学校では、学生がチームとしてみんなで勉強に取り組みます。そのため、学生同士仲が良いのが校風です。勉強に自信がなくても、一人ではないので、みんなで一緒に国際医学でリハビリの勉強を頑張りましょう。興味のある方は是非ともオープンキャンパスへお越しください。
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