キミはどっち？
理学療法士と作業療法士は、高齢化社会の進展に伴い、運動機能低下や日常生活動作の障がいを抱える高齢者が増えることが予想されるため、今後も高い将来性が見込まれる職業です。
また、リハビリテーションの対象が拡大していることで、活躍の場も広がっていくと考えられています。
キミは理学療法士と作業療法士、どっちを目指す？
理学療法士とは？
病気やけが、高齢、障がいなどによって運動機能が低下した状態にある人に対し、基本的動作能力の回復や維持、悪化予防を目的に行われるのが「理学療法」です。
その中の運動療法には、関節可動域の拡大のように運動機能に直接働きかける方法や、歩行練習・動作練習といった運動能力の向上を目指す方法があります。その他に車椅子や義肢義足の選定、住環境指導、生活習慣病予防、日常生活改善指導なども行います。
先輩が語る理学療法士のやりがい・魅力
理学療法士の仕事で「これが原因でこうなっている」というように「〇〇である」と言い切るのはとても難しいことだと思っています。地道に選択肢を消していく作業が大切だと感じています。だからこそ、自分を客観的にみながら、「本当にこの臨床推論で正しいのか」と自問自答することが重要。まだまだ勉強不足のため今後もさまざまな資格を取得したいです。やりたいことは尽きません。それが面白さなのかもしれません。
理学療法学科紹介PHYSICAL THERAPY
作業療法士とは？
障がいに対して応用的動作または社会的適応能力の回復を図るため、手芸や工作などの手作業や作業活動を通じて機能を回復させる治療が「作業療法」です。
更衣・排泄・食事・入浴・調理などの日常生活動作をはじめ、絵画・木工・手工芸・陶芸などの創作活動、スポーツやゲームにいたるまで、人間のあらゆる作業活動を科学的に分析しそれを基にした治療プログラムによって回復治療を行います。
先輩が語る作業療法士のやりがい・魅力
デイサービスセンターの施設長として、ご利用者様の送迎、ケアマネージャーさんへのご利用者様の状況報告、施設の営業管理、レクリエーションの企画・運営などを任されています。また、全体の状況を見ながらリハビリや健康管理などでスタッフをサポートしています。ご利用者様が施設に通うことが楽しくなるのはリハビリにとても大切なこと。生活に良い刺激を与えるために、各テーブルに小さな水槽を置いて魚の飼育を楽しんだり、マグロの解体ショーを行ってみんなで盛り上がるなど、ご利用者様に喜んでもらえるイベントを考えて実行しています。施設内環境やサービスを通してたくさんの笑顔を見られることがこの仕事の喜びです。
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