近年、医療分野でもデジタル技術革新の事例が見られるようになっており、リハビリテーション領域でも、仮想現実(virtual reality:VR)技術を用いて医療の効率化が指摘されている。
本機器は運動失調や、歩行・上肢・認知機能障害、および疼痛の治療に応用が進んでおり、座位で安全にトレーニングできるという特徴と、その高い治療効果に期待が集まっている機器です。
mediVRカグラ®は直感的な操作パネルによって7つのパラメーター(距離、高さ、角度、大きさ、スピード、感度、間隔)を設定することで姿勢バランス能力と、二重課題型の認知処理能力を総合的に評価していきます。
セラピストと被験者が検査結果の治療後効果を互いに共有することで円滑なリハビリテーションを行うことに寄与することが期待される機器です。